漁船用ディーゼルエンジン用、金属表面修復材(MRC触媒)

お客様の声

漁船プロフィール

海力丸 黒瀬大敦船長

船の大きさ/使用年数:2.4t級/約27年

エンジン性能:三菱製(S6FMTK)/180馬力/最大回転数/2900回転

燃料:軽油/400Lタンク

エネデュース・マリーン注入量:1本

竜海丸 鈴木直樹船長

船の大きさ/使用年数:9.7t級/約24年(エンジンを載せ替えて6年)

エンジン性能:いすゞ製 640馬力 最大回転数/2050回転

燃料:軽油

エネデュース・マリーン注入量:3本

インタビュー

―――普段はどのような漁をされているのですか。漁にかかるおおよその燃油量も教えてください

海力丸 黒瀬船長(以下、黒瀬):これまで10年以上定置網漁をやっていましたが、昨年独立し、ヒラメ漁を始めました。漁場は港から20分くらいのところにあって、2日に1回ごみ取りしながら網を引いて、また網をかけるという感じです。漁獲量はいい時で30枚ちょっとくらい。月に20日間漁に出るとして、毎月1回400リッターくらいを給油しています。

竜海丸 鈴木船長(以下、鈴木):春先から夏にかけてはサバやヤリイカを獲っています。漁場はここから片道2時間くらい。夏になるとカツオ漁が始まり、そうなると片道5、6時間以上かかる漁場へ移動します。天候にもよりますが、漁にはほとんど毎日でていて、カツオ漁なら一度船を出したら二日くらいは海にいます。燃油代は月に30万円はかかっているから、量としては3000リッターくらい。夏は漁場が遠くなる分、もう少しかかっていると思います。

―――燃油価格が上昇していますが、漁に対するコスト意識などに変化はありますか?

黒瀬:それはもちろんあります。昔はリッター当たり30~40円で、それこそ湯水のように使っていました。あれからずいぶん価格が上がっていって、今はリッター98円とかですよね。独立して船を所有するようになってからは特に、どうやって燃油コストを削減できるか真剣に考えるようになりました。漁場から港に戻るときも、大漁ならスピード上げて、あまり獲れない時は燃油の節約のためにゆっくり帰ったりとかしてますね。

鈴木:私も、燃油が安かった若い頃は、朝はぎりぎりまで寝てから全速力で漁場に行ったりしていましたね。今は少しでも早起きして、スピードを出さずに行けるようにしています。それから、漁場で「もう少し遠くに行った方がよさそうだ」と思っても、燃油のことを考えて躊躇する人が増えてるみたいです。

―――エネデュースマリーン注入前の船の状態を教えてください

黒瀬:海力丸は昨年3月に購入した中古の船で、進水は昭和62年です。振動がかなりすごくて、あと、エンジンもスロットルを上げないとかかりにくい状態でした。まあ、私自身は乗ってからまだ一年くらいなので、「こんなもんかな」というのはありましたけど…。

鈴木:黒瀬さんの船は黒煙が結構ありましたよね。竜海丸は、6年前に購入して去年エンジンを取り替えてるから、状態は割といい方だと思います。黒煙なんかはあまり気にならなくて、でも振動はかなりありました。操縦席の窓がビリビリいうくらい激しい振動が続いていました。

―――注入後、船にどのような変化がありましたか?

黒瀬:注入直後にエンジンの回転音が変わって、あれには驚きましたね。これまで、エンジンの調子が悪いと大型ダンプのアイドリングみたいな「ドッドコ…ドッドコ…ドッドコ…」という音がしていたのが、いきなり規則的な「ド・ド・ド・ド」という音になったんです。エンジンのかかり具合もよくなりました。周りからは「別の船みたいな音になって、やっとまともなエンジンになったね」と言われました(笑)。あと、黒煙の量もかなり減りました。2500回転くらいで煙がモウモウと立っていたのが、今はほとんど気にならない。あれからしばらく経つけど、効果は変わらずに続いていますね

鈴木:海力丸の黒煙が無くなったのは本当に驚きました。うちも注入直後に振動が消えて、窓の「ビリビリ」がピタリとやみました。それから、うちの船は最大回転数が2050くらいだったのが、注入後に船出してメーター見たら2100回転になっていました。船底が汚れてきたのでスピードが出にくくなっていますが、それを入れても、少なくとも注入後から50回転は上がってます

黒瀬:そういえば、うちの船も最大回転数が100くらいは上がっている気がする…。ノット数もこれまでは調子が良くて14ノットだったのが、最近ずっと15ノットまで出てます。こういうのはじわじわ変わるからわかりにくいけど、最近なんか船の調子が良くなっていると体で感じます。周りからも「海力丸、最近調子いいね」と言われますしね。

鈴木:確かに、何十年とこの仕事してるから、船の調子の良し悪しは体の実感でわかります。同じ漁場に行くのに、最近は早く着いてる気がするとか、毎月の燃料費が下がってるとか…。うちは漁場が遠いから船に乗る時間も長いし、効果が出ればすぐにわかりますね。

―――ありがとうございました。最後に導入後の感想をお聞かせください。

黒瀬:大間や三崎の漁師さんが導入して実際に成果が出ていると聞いて、迷わずうちの船にもエネデュースマリーンを入れることにしました。注入直後から黒煙が止まったのはびっくりしたけれど、さらに回転数が上がって燃費が良くなったのは本当にうれしい効果です。うちは網を上げるときにも油圧ポンプなので燃料がかかります。効果は1000時間以上続くということなので、ゆくゆくは毎月の給油が二ヵ月に1回まで減らせたらいいですね。どこまで燃油を削減できるか、これからが楽しみです。

鈴木:船の性能が上がって漁獲量は前より増えたけれど、燃油コストや魚の価格の低下で昔ほど儲からないのが今の漁師の現状です。エネデュースマリーンは1本あたり24,000円、うちは3本入れてるから72,000円かかるけど、毎月の燃料費が10%削減できたら年間36万円のコストダウンにつながります。それに、エンジンのオーバーホールは馬力当たり1万円とすると640万円。買い替えれば1300万~1500万はかかるので、エンジン寿命が延びるという効果にもすごい魅力を感じています。この先、燃油代が下がることはあまり考えられないし、早く入れればその分燃油コストを浮かせられるから得につながる。入れるなら「今でしょ!」と皆にも勧めたいと思います。

取材日:2013年3月11日 長井新宿港

取材者:IDATEN吉田麻樹子

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